2008年01月12日

独立リーグの行方 1

2005年石毛氏の設立した四国アイランドリーグは
NPB選手育成と四国四県との地域密着を理念とした...

聞こえは良いのだが、これには最初から大きな問題が潜んでいた。
プロ選手育成、確かに過去11人の選手がリーグで育成?され
NPBの指名を受ける事が出来た。
過去ドラフト指名や、社会人企業チームから選出されなかった
言わば”落ち零れ”組であるから、この11人の若者にとって
アイランドリーグと言う場所は、夢を現実に出来た素晴らしい
所であっただろう。

3年で11人、この数が多いか少ないかは、私には解らないが、
リーグの目的は果たされたと言って良い。
その影て、多くの若者が夢破れ去っていったのも、勝負の世界
では、ままある事で致し方無いであろう。

問題は、もう一つの地域密着、である。
リーグの言う地域密着とは地元と球団の事であろうが、
その理念の曖昧さが現在のリーグを物語っている。

地元とは、地元ファンなのか地元企業なのか?
球団とは、リーグなのか選手達なのか?

リーグ開幕当初、収支予定では観客入場料収入と、大手スポンサー
広告収入は予定されていたが、地元企業とのスポンサー契約収入は
全く計上されていなかった。
つまり、地元企業との密着は考える事無く、ひたすら入場料収入を
求め、野球教室に代表されるように、ファンサービスを務めて来た。

つまり、リーグの考える地域密着とは地元ファンと選手達の
交流であり、決して地元企業と、リーグ球団との密着では
無かったのである。

この、リーグ(石毛氏)の考え方が開幕僅か三ヶ月で、高知FD
どころか、リーグ全体の経営を破綻させた訳である。


数字を挙げれば一試合平均2000人の有料観客数が無ければ
経営は成り立たない、四国において(他県でも難しいだろうが)
はどう考えても不可能な数字であるのだが、リーグ側は
その数字を達成しようと躍起になった。

その結果は石毛氏追放と言う結果を招いたのである。

地域密着とは球団と地元企業との間で行われるものであり、
選手とファンの触れ合いは、良い選手さえいれば自然と
行われていく物である。

それに注目したのが鍵山氏で、香川OG.愛媛MPにおいては
遅ればせながら地元スポンサー収入で採算ペースを確保しつつ
ある。
残念ながら、高知FDにおいては地元企業が協力的で無いので
(金も無い)存続は難しそうである。

今年からは九州のチームが参加する事になり、石毛氏の言う
”四国四県”の理念も吹き飛んだのだが、それは敢えて言うまい。

プロ選手育成と言う名目を掲げ、練習に励まなければならない
選手達を、地域密着の名の下に野球教室や生徒の送り迎え、
自分の企業の店番に引っ張り回した結果は、
NPBどらふとで”育成枠”と言う”選手の叩き売り”的な
場所を作らせる結果を招き、
石毛氏の”200万有れば十分だろう”と言うリーグ選手年俸を
”生活出来ないから退団する”と言う年俸にまで下げてしまった。

”NPB選手育成”と言う、聞こえばかり良い名目を掲げる限り
独立リーグとして存続するのは難しい。

では、独立リーグとして存続していく為には、何が必要なのか?
その答えはBCリーグに有りそうである。


それは次回に。


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posted by T−Rex at 20:32| Comment(0) | 予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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