2007年09月14日

西川では点が取れない!!

高知FD3−2愛媛MP  東部球場
FD西川、MP浦川両エース格の対決となった試合。


過去何度も対戦した二人だが、どうにも西川に分が悪い。
ただでさえ、彼の先発では打線の援護が無い結果が続いている。

まして、相手は浦川となれば僅差の展開は必至になる。
2回小山田のタイムリーで先行したが、3回あっさりとサードを
守る山伸の悪送球をきっかけに、2−1と逆転されてしまう。

これも、何時ものパターンで、逆転を許すのが早いか遅いか、の
違いだけであり、FDとしては敗色濃厚となる。
(何せ後期西川先発で、3点以上取った試合は二試合のみ、
それも一試合は相手のエラー連発で貰っている、もう一試合は
相手投手のレベルの問題である。)

ここで、FD藤城監督が動く。
これまでは好投を続ける西川を続投させ、打線の援護を待って
いたのだが、流石この試合を落とすと後が無い1戦。
私がくどいほど言ってきた事は百も承知の監督の事。

あっさりと西川を諦め、4回表から岸健をマウンドに送った。
これは大きな賭けであり、岸健は失点も多いが、
打線の援護が得られるというデータが残っている。

少なくともこのままでは、勝ちは望めそうも無いので岸健投入は
この試合にかけるFDの意気込みが感じられた。
無事4回の表を無失点で抑えた岸健。

彼と藤城監督の気合が乗り移ったのかその裏、先制のホームを
踏んだ六番中村がレフトへ同点アーチをかけた。2−2

中村は今季前期は四番を務めたが、その重圧は相当重かった様で
ジワジワと調子を落とし、最近ではマサキにその席を譲っていた。
しかしこの5号本塁打は正に値千金の一打であり、後期優勝への
望みを繋ぐだけでなく、FDナインの意気込みを象徴する物だった。

6回捻金、7回パチエコ、8回山隈と繋いで反撃を試みるが
打線はMP浦川の粘りに沈黙したまま...

そしてドラマは8回の裏に起こった。
この回先頭のトモ、この試合梶田を下げてまで3番に起用した
FD首脳陣の思惑が見事に的中。レフト線を破るツーベースで
出塁、ワンナウト1−3塁から又しても打席には六番中村。
浦川に代わってマウンドに立った小山内からセンター前に
逆転となるタイムリーを放った。

9回は上里田がピシャリと抑え、早々と西川を諦めた、
藤城監督の采配はこれ以上は無いと言えるほどの結末を迎えた。

選手の育成は大事である。
しかし反面育成に拘りすぎれば、勝てる試合を投げ出す結果に
繋がる場合が多いのも事実である。

少なくとも、観客から金を取って見せている以上、
勝負に拘ってこそ、プロと言える。
NPB二軍は一軍に上がる選手を育成する場所である。
その為、彼等の試合はアイランドリーグとの交流戦が始まる迄は
金を取ることは無かったし、それがプロのあり方である。

反対にアイランドリーグの選手育成は、育成と言う名の下で
ぬるま湯状態が続き、真のNPB選手は育成が出来ずに来た。
FD西川にしろMP浦川、小山内にしろこの一戦で失点する
投手力では、たとえNPBに上がろうとも、二軍生活は
西山や、深沢、伊藤の例を挙げるまでも無く確定的である。

育成は、あくまでも勝負の中で行なわれる物であり、
それでなくてはNPBでは通用しない。

この一戦はたとえ、勝負を賭けた岸健投入采配が裏目となり
追加点を奪われようと、逆転できず、そのまま負けようと、
その結果は大した事ではない。

一番大事な事は、チーム一丸となって、勝利に向かう姿勢であり
それを見せる事が、リーグレベルの技術を金を取って見せている
観客への礼儀であろう。
その厳しい戦いの中で生き残っていく選手こそ、育成された
選手ではないだろうか。



巷ではフェニックスリーグ参戦の事が話題を呼んでいる。
リーグチャンピオンシップの最中のこの参戦の事に関しては
先日の”NPB選手のその後”テレビ放送の件と併せて
リーグ優勝の結果を踏まえて後日改めて述べたい。






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posted by T−Rex at 19:34| Comment(0) | 観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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