2007年11月21日

高知FD印象に残った選手達  上里田光正選手

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ILのサラブレッド

故障を乗り越え今季に賭ける。

リーグのエースを勝ち取るか?

既にNPBへ行った、元MP西山選手や元OG伊藤選手に
並び、IL首脳陣がドラフト指名を期待した選手が
上里田光正選手である。

前述の二人が社会人経験があり、NPBが最も近いという事ならば、
彼は、大卒選手としては、最もNPBに近い所に居ると言えよう。
そもそも、このILに居る方がおかしい選手である。

彼の評判は、既に高校時代ドラフト候補に挙がるほど有名で
駒沢大学時代も神宮大会で優勝する等、その実力は確かな
物がある。
何故、社会人さえ彼を必要としないのか、どうしても、
大学時代壊した事があるヒジの、再発の可能性が強いとしか
考えられない。

駒澤大学時代、先輩である石毛氏が、よく指導に来ていた
らしいが、その石毛氏の肝いりでILに飛び込んで来た。

2005年5月中旬から、息子がトライアウトの為FDの練習に
加わった。当時息子は肩を壊しており、満足な投球が出来ず
キャッチボールさえ、満足に出来ない状態、
東部球場の内野と外野フェンスの距離で行われる遠投は
彼一人ワンバウンド投球となっていた。

その相手をしていたのが、アガリであるが、監督命令とはいえ
何故こんなヤツの相手をしなければならないのか、といった
不満顔がありありと見えていた。
見兼ねたのか、3日もすると森山コーチに変わっていた

当時彼は調子を崩しており、自身の調整が上手く行かず
イラついていたので、無理も無いところだろう。
当の息子は、高校時代のアガリの噂は知っていて、
あれ程の投手が、プライドがあるから、そう思うのは当然で、
そりゃあ、僕の相手なんか、やってられないだろう、
と笑っていた。

私の息子も決して、他の人のそういった仕打ちを許すほど
人間は出来ていないのだが、素直に笑えるという事は、
アガリの偉大さを認めていた、と言う事に他ならないし、
軟式においては、自分も同じ立場に立った事のある経験が、
そう言わせたのかもしれない。

相原をして、”上里田の野球に対する心構えは凄い物がある”
と言わしめる程、プライドを持った取り組み方をしている。
OG天野投手の言葉に、「チームを引っ張るつもりはない。
自分に妥協せずに取り組むこと。
その姿が自然に手本になるようにしたい」

これ程ではないにしても、近い物はある。

初年度は兎も角、昨季のような安い年俸を我慢して、
尚今季NPBに挑戦するのは、その強い気持ちの現れだろう。
私は、一見冷たく見える彼の取り組み方こそ、
今のILの選手に必要な物だと思うのである。

どうも、好青年ばかりで、ファンを喜ばす為に、必要以上の
笑顔を見せ、持て囃されは現状に満足してスター気分を
味わっている選手が多すぎる気がする。
挑戦者の生き様を見せるアガリの姿こそ、
私達が応援しなくてはいけない姿ではないだろうか。

初年度、昨季と何故か藤城監督は彼を中継ぎ、
抑えに起用する事が多かった、(故障を心配したか?)
しかし彼は本質的に先発型投手である。
自分で考え自分で調整してゆく、それ故完全な休養を必要とする。

相原、高梨、伊藤のいなくなった今季。
新たなOG加入の天野投手の出来具合如何では、FDどころか
ILのエースとして活躍する状況となる。

NPB2軍との交流試合登板も多くなるが、持ち前の先発能力を
遺憾なく発揮して暴れまくって欲しい所。
くれぐれも故障等せぬよう注意して調子を保てば、
今年のNPBドラフトには、彼の名前が挙がるかも知れない。

スカウト連中の心配を取り除く為には、投げ抜く姿を
見せ続ける以外、方法はない。



  (2007年3月の記事です)



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posted by T−Rex at 00:00| Comment(0) | 選手のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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