2007年01月30日

ILリーグ3年目の展望

再び、未だに訪れてくれている人たちの為に、
リーグ3年目とその後の展望を述べてみたい。

リーグ開幕試合予定が発表された。
思っていた通り高知FDはその開幕試合を、
ホームでやらないどころか、徳島ISと鳴門球場で
寂しく行なうみたいである。

愛媛MPと香川OGは宇和島であるが華々しく?
やるらしい。

この開幕試合の組み合わせは集客率を考えた一番上手い
組み合わせになっている。(あくる日の組み合わせで)

高知と徳島は最早リーグのお荷物となってしまっている。

先日高知新聞にてリーグ展望らしき物が掲載されていた。
いよいよ、鍵山構想が動き始めたようである。


四国ILは石毛代表の理念に基づき四国と言う隔離された
地域に発足した。
しかしその現実は観客動員数の読みの甘さによって、
即運営費不足と言う形になって、経営不振となる。
そこに鍵山グループという援護者が現れ、1年を終えた。
しかし、この時点で赤字は3億3千万、資本金は殆ど無くなる。

2年目のシーズン選手年俸を半額に抑えたのを筆頭に、
ありとあらゆる方法を使って経営改善を勤めたが、
総額2億の赤字を計上した。
この数字は色々な受け取り方があるが、簡単に言えば
観客動員数、つまり初年度同様、入場料の不足分。
採算ペース800人と公言する数字の甘さである。

何度も言うが、どの様に計算してもリーグ採算観客動員数は
2000人を確保しなければならない筈である。
それは昨年初め鍵山氏が公表しているにも拘らず、
直ぐに1500となり、いつの間にか800となった。

要するに、2000と言う数字を挙げたものの、
実現不可能な事を知り実現可能な数字800に落ち着いた
と見るのが妥当な所だろう、
何故、そこまで赤字承知で、採算ペースであると
言わなければならなかったのか?
そうしないとスポンサーに不信感を与える為である。
収支が赤字では新たなスポンサーは付かないのが普通である。

詳しく述べれば、この赤字2億は、球団分社化により各球団
に分散された為、5000万ずつの赤字となった。
....かに見えるが、それは愛媛MP,徳島ISの場合である。

高知FDの場合IL直営である為5000万はそのままILの
赤字となる、そして香川OGこれも鍵山専務のファンキー
タイムが背負う筈であるが、鍵山氏自身がIL経営陣である為
実質ILの赤字は1億となり、初年度赤字3億3000万と
合わせれば4億を越える赤字となる。

実質鍵山グループの赤字は初年度1億9000万に昨季赤字1億
を加え3億近くになった筈である。

此処で、これからのILの展望を探る上で、
どうしても見逃してはいけない事実がある。
香川OGの経営母体が何故ファンキータイムなのかと言う事である。
徳島の企業であるファンキーが何故徳島ISでなく香川OGなのか?

愛媛MP同様香川OGであれば、経営団体は地元にいる筈である。
それが何故ファンキーか?

もうお解かりだろうが、要するに香川OGこそが、ILの中で
利益を生む可能性を一番持っている球団であるという事に
他ならない。

ファンキータイム(SRD)の経営と言っているが、実はこのSRDは
徳島の(株)セイアグループの1企業にすぎず、その資本は
セイアグループ資本と言っていいだろう。

その地元資本が地元の球団でなく香川OGを傘下に入れ
経営していく事を頭に入れた上で、
ILの、この後の展望を読んで貰いたい。

結論から言えば、高知FDは今季で終了する。

四国アイランドリーグと言う名称も今季限りだろう。

初年度王者となった高知FDはその成績とは裏腹に当初から
リーグの利益と言う面では足を引っ張り続けてきた。
人口絶対数が他県に比べ少ないのに加え、ナイター設備の不備
等の悪条件が重なり、盛り上がりの割りに数字を確保出来ずにいた。

徳島ISにおいても初年度はFDとの優勝争いで観客動員は伸びたが
昨シーズンはチーム状態に比例して落ちていった。

最早この2球団は試合をすればするだけ赤字を生む、お荷物球団
でしかなくなっているのが、現状である。

分社化に伴い高知FDの赤字を担う地元企業を募ったが、
残念ながら、そう言う奇特な企業は高知には存在しない。
観客動員が望めない以上最後の手段は行政の支援を仰ぐ以外
存続の道は無い。
しかし、貧乏県の行政では観光協会の僅かな支援を得るのが
精一杯のところであった。

前期優勝が決まった後、FDの存続はILにとっては
何の意味も持たなくなった、このままFDが後期優勝しても、
その利益は求められそうに無かったからである。

優勝してその成果が利益に繋がる所、香川OG優勝に向かって
IL上層部は策を練る事になる。


まず、FDの戦力ダウンが必須条件となるが、FD監督はそれを
否定した、意見の対立は監督休養と言う形になり、突然のコーチ
代行監督の試合が組まれる事になる。
8月11日徳島IS戦その先発オーダーは悲惨な事になる。
故障上がりの沢西に加え、先発マスクを被ったのは小山田
小園、前田、日高とベンチウオーマーが名を連ねる。
結果は2−11完敗である。
僅か2日後に復帰した監督はそれまで9連続先発ノックアウトの
涌島を送るが、何と10度目にして先発初勝利を上げてしまう。

この後涌島は登板機会を与えられず、ベンチを暖め解雇通告を受ける。
そして、FD監督の取った戦力ダウン作戦は、
上里田を先発させないようにした事である。
抑えにまわす、と言えば聞こえがいいが、実は先発完投されては
困る事情がそこにあったのである。

狙い通り後期OG優勝、チャンピオンシップもOGが優勝して、
香川の盛り上がりはスポーツカフェ開店に花を添えた。

初年度FDの優勝は、鍵山ILには実質何の利益ももたらさなかった
ことを想えば、驚異的な出来事である。


徳島IS同様そのチームが弱くなれば客離れがおきる、
その時に潰しても反動は少ない。
昨季のFD、潰すには、その反動は激しすぎた。
今季FDはその戦力を大幅にダウンした、まず投手がいない。
上里田、岸では駒が足らない、捻金が来たが故障が直る保障は
何処にも無い、西川、ミンでは最早試合放棄に等しい。
相原、高梨、沢西、涌島を欠いた投手陣は長いリーグ戦を
戦うには誰が考えても無理が生じる。

そして捕手、松橋の抜けた穴を埋める人材を構えようとしない。
これは、何を意味するのか。野手陣は
山本の抜けた穴はMPより林が来たので、どうにかなりそうであるが
山伸、林、宮本を軸とする周りの選手にはさして期待できそうも無い。
古卿、梶田の活躍が無ければ得点能力は計れない。

結果、今シーズンFDは徳島ISと最下位争いをする事となる。
いや、決してOGやMPが強いと言う訳ではない。
香川OGがそのホームページでリーグで突出すると言っているが、
その可能性は有るが、あくまで現在の程度の低いリーグ内の話。

今季ILのレベルを考えてみよう、2期生において投手は一人も
活躍していない、10傑に名を連ねたのは1期生達だけである。
野手において、活躍したのは、OG堂上、森田、FD山伸であるが
彼等は、社会人(山伸は軟式)からやってきた、言わば例外である。

1期生は18歳から24歳までおよそ7年間の人材1000人から
選ばれた100人の選手、2期生はその後わずか1年で出て来た
200名の中の30人先述の3人の様な例外を除いて
そのレベルを比べる方が無謀である。
同様に3期生に期待することは、常識的に無理がある。

http://trex61.seesaa.net/article/25746954.html#more

http://trex61.seesaa.net/article/29364432.html

となれば、四国ILのレベルは....
投手としてOG松尾、天野、FD上里田を挙げれば後に続く
投手が出てこない、
野手として、OG堂上、FD山伸、林以外、誰を思いつくのか?

この低レベルのリーグにおいて何処が優勝するとか、しないとか
騒ぐほどのファンはサイトにはまった僅か100人足らずの
人間しか残っていない。

それでも、リーグ存続をして3億の投資は回収しなければならない。

弱い、お荷物のFDを潰せば当面の赤字は消える、旨い事に
徳島ISはその赤字を補填してくれる企業がある。
何れ、その赤字に耐え切れなくなる前に新たなチームを
何処かに求めることにすればいい。


その時に四国ILの文字は消える。


兎に角4期目香川OG,愛媛MP,徳島ISは存在する、
問題は高知FDの代わりをどうするかである。
リーグはOG,MPを中心に運営されてゆくだろう。

香川OGがOOリーグの中で突出するとうまみが出てくる事が
もう一つ有る。
それは、アークバリア野球塾と言う組織である。
香川OGとスポンサーであるアークバリア野球塾には、
双方その利害関係において、密接な関係があるのだが、この件は
何れ次の機会に述べよう。

夢を与える筈のリーグは、ある一部の人達の野望となって
四国から瀬戸内海を越え、広がって行こうとしている。


ただ、結果としてNPBを目指す若者達にとっては、
数少ない、最後のステージである事には違いない。

ある方が良いのか、どうかと聞かれれば、ある方が良い!!
と即答するだろう。
NPBと言うものがこの日本に存在する限り。


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posted by T−Rex at 19:30| Comment(5) | 予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なかなか 鋭く 読みごたえのある 話ですね。 けど どこか あなたが寂しい人に思えるのは私だけでしょうか・・・・・。
Posted by L at 2007年01月31日 00:59
>Lat様
寂しく感じるのは、貴方の心が寂しいからでしょう。


Posted by T-Rex at 2007年01月31日 12:46
能天気に祭り上げるだけで
御輿を担いでいる気になってる輩よりは
はるかに冷静に見ているように思えるんだがな
Posted by R at 2007年01月31日 16:42
物事を進める時に重要なのは、その物事の「良い点」「悪い点」をシッカリと見る事にあると思います。

特に泣き所である「悪い点」はシッカリ直視して、分析して改善していく作業は必要不可欠です。そこに目をつぶって行動していれば、先行きは暗いでしょう。
ましてや、その「泣き所」を突かれて具体的な対策も示さずに「そんな事はない」「敵対勢力」と感情的になっているようでは、どうしようもないです。
不備な部分を一個一個潰していかないと先には進めないです。


私的には、T−REXさんの否定的、絶望的文章の中に建設的な意見が述べられていると感じます。○○のままではダメになるから、こうしたほうが良いという話なだけだと思います。

書いているうちに、コメントとしてどうかな?とか、「絶望的文章」とまでいくと言いすぎのような気がしてなりませんが、お許しください(笑)


今シーズンはどうなるのでしょうね。個人的にはT−REXさんや、ISの某ファンさんと思ってる事は一緒です。自分がやれる事はやっておこうと思っております。ただ、今の状態では私が思ってる風になるのは難しそうです。

Posted by いくろ〜 at 2007年01月31日 18:32
>Rさん >いくろ〜さん

援護有難うございます(笑)
「絶望的文章」はいい表現ですね、でも絶望的なのは
ILそれも、FDの事であって、
文章はその事実をただ、客観的に見ているだけなのですがね(笑)
諸般の事情を考えると、こういう展望になるのは、少し
考えれば解ると思いますが、
解っているのに、そう思いたくない人達がいると言う事ですね。
Posted by T-Rex at 2007年02月01日 00:13
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