2006年10月14日

プロについて

13日RKC−TVでFD相原投手の特集があった。
残念ながら、今季限りでリーグを去る決意は堅い様だが、
それはさておき、以前作られた相原について書いた事がある。

想えば、リーグ開幕当初から、色々なマスコミに追いかけられ
アイランドリーグの広告塔として利用された感は強い。

マスコミやファンは美談が好きである。

夢に向かって努力している姿は、見る者に感動を与え、
マスコミの視聴率も上がる。
それはそれで、良い事だろう、

ところで、この種の番組は他のスポーツにも多く見られるし、
各種のプロと言われる職種、芸術を目指す若者が
数え切れない程私達の目の前を通り過ぎてきた。

所がである、こういう番組で取り上げられた若者達が、
実際その道のプロになったと言う話は、殆どと言って良い位
聞いたことが無い。

マスコミに取り上げられた選手、若者はその努力している姿を
讃えられ、見る者を感動さして、
それで終わっている。

実際リーグにおいてもプロに行ったMP西山、中谷の
夢に向かって努力している姿はマスコミを通し見た事も無いし、
特集が組まれたなんて聞いた事も無い。

プロになり、有名になった時、その努力を取り上げる番組は
これまた、成功の道のりとして良く取り上げられる。
これは要するに昔から有った”偉人伝”のたぐいである。

この番組の中で、相原ブログに良くコメントを残している
熊本の女先生の事が語られていた。

美談として。

遠く九州の地から、アイランドリーグで活躍する相原投手の
事を知り、その姿に感動して、励まし続け
その姿を、教え子達にも話し交流を続けていると言う内容だった。

良く考えてみたらいい。

中年のオバサンがプロを目指す選手の努力する姿を見て、
感動し、ファンになり、ファンレターを送り、
その姿を語り、その選手を励ます。

高知にも相原に限らず、他の選手にも数多く、このようなファンが
存在する。別に当たり前の事なのだが、
相原のファン、それも九州のファンで先生と言う事で
この様に取り上げられたのだろうが、

相原ブログを見る限り、ストーカーに近い。


この先生はマスコミと同じく、もし相原がNPBに行けなかったら
一体教え子達にどう言うのだろうか。

”夢は叶わなくても、その努力する姿こそ大事である”

とでも言うのだろうか?

これが、マスコミであり、現在の教育である。

努力は報われてこそ努力であり、報われない努力は努力ではない。

と言う事を伝える事は無い。

努力していない成功者はいない、

その努力を他人に見せないだけの事である。
そしてその努力は成功した後も絶えず続けられている。

才能の無い者が幾ら努力しても彼等には負けてしまう。
当たり前の事なのに、それを教えれない。

才能の無い者が努力しなくなるのを、恐れるからである。

誠に良く出来た教育である。


話を元に戻そう。
問題は相原である。相変わらず人格者なのだ。
あのブログの弾けようが何処かに行ってしまった。

女先生やその教え子、マスコミに対する姿は自然と”人格者相原”
を作り上げ、彼の外堀を埋めてしまった。
いや、それは人間として良かったのは間違いない。

しかしNPBを目指すFD相原にとってはマイナスとなった。
彼は一体アイランドリーグに何を求めて来たのだろう。
NPBではないのか?
人格形成か、友達か、ファンか?

相原自身はきっとこう言うだろう。

”自分の技術を磨く事は全て遣った、その中でファンが出来
友達が出来、自分の人格も作られていった
”と

一言添えよう

プロになる為の技術とは、自分を人格者にする余裕があっては
磨けない、友達が出来る訳が無い、
頼るのは自分の腕だけである、仲良しクラブではない。

野球はチームワークと言うが、
庇いあうのが仲良しクラブ、上を目指す者達が競争して
残った者達が勝利を手にして初めて手にする事が出来る物。

プロとなった時自然と真のファンは出来るし、
同じ技術、考えを持った選手の中から真の友達は生まれる。

努力する姿を見せるのはアマチュア
プロになれる者はその努力する姿を見せない。

もう一度来季挑戦する事を切望する。

チャレンジとはこの事を言う。




ブログトップへ












posted by T−Rex at 11:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。