2006年06月02日

リーグの功罪2

開幕して、既に14試合を消化
観客数以上に気になることがある。

それは、技術レベルの問題である。

1401.jpg

最も首切りが多かった徳島は言うに及ばず、
どのチームも昨季開幕当初のレベルに落ちてしまっている。
優勝チームのFDさえポジションの決まらない内野陣は
日替わり守備で、記録に残らないエラーは毎試合続く。

各チーム新人のレベルは数人を除き、とてもプロとして
客から金を取れるレベルには達していない。

投手はまずストライクを取るのに汲々として、四球の連発。
さほどスピードの無い投球は高校野球レベルにも劣る。

外野手はゴロを後ろに、そらしフライはバンザイ。
内野手は正面のゴロをはじき、ファーストへのアク送球を
繰り返す。

打線は繋がらず、あたかも投手戦のような、貧打戦の連続。
エラー、四球のからんだ得点が標示される。

かろうじて、昨季より残った投手陣が好投を続けているのが
救いである。


リーグレベル維持の為に25歳年齢制限を無視してまで
残留さした選手層は結果として大量の中堅所の選手解雇で
僅か、1ヶ月トレーニングしただけの新人起用となり
現在の状況を生んでしまった。


前期、後期解雇された選手はおよそ半数にのぼり、
残留した選手はそれなりの評価をされていたはずであるが
開幕してみると、レギュラー陣に新人の占める割合が、
意外なほど多い事に気づく。

一年間リーグで活躍して、評価を受け残留した選手が
新人にポジションを奪われると言う事は、
突き詰めるとリーグのレベルそのものに疑問が湧いてくる。


解雇されたものは兎も角、元プロの指導を受けて
一年間厳しい練習をこなし、90試合を戦い抜き
残留した選手が、一ヶ月練習した新人に追い越されるようでは
何の為のリーグだったのか、リーグのレベルとは?

一つの例として解雇された選手達のレベルをみてみたい。
アークバリアというチームが屋島の近くに出来た。
此処には、元アイランドリーガーが7人在籍しているが、
そのチームの戦績を覗くと。

7ー1 14ー1 2ー0 7ー1 不明敗戦

である、(5連敗,対リーグ3敗 他2敗)

失点は元リーガーとは言え投手一人である為参考にならないが、
得点に注目すると、各試合1点止まり、香川戦は完封されている。

つまり解雇されたとはいえ、元リーガーとして
元プロの指導を受けてきた選手が6人もいるのに
クラブチームの投手も打てない技術しか備わらなかった。

全国から参加した多くの中から選ばれた100人の中の
7人の選手が(技術的には)無駄な一年を過ごした事になる。

では残留している選手達のレベルは高いのかと言うとそうでもない。

それを証明するかのごとく開幕以来の新人の起用。
そして、残留組のポジションの変更によるエラー続出と
およそプロと名乗るのが恥ずかしい程の試合内容が
繰り広げられている。

少なくとも、リーグ2期目の試合には昨季後半のレベルは
保持しないと、プロとして観客から金を取って
見せる訳にはいかないのではないだろうか。

開幕したばかりで新人の技量を試している所もあるだろうが
指導者として教えてきた技術を開幕にあわせて観客に
披露することこそ、プロとしての役割ではないだろうか。

何時までもボランティアに頼る運営や
選手育成といいながら、育成しきれないで解雇してしまう
リーグの体質は改善していかないと
存続は難しいと思うのだが、どうだろう。

四国アイランドリーグ

そのアイランドという言葉が野球を愛する
全国の若者の胸に響き続ける事を願うものである。



リーグ存続を願う選手、経営陣は当然の事ながら
地元初の野球リーグ発展を願う者として敢えて苦言を呈する。






posted by T−Rex at 04:22| 批判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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