2008年08月27日

戦争責任 1

毎年8月になると、終戦記念日の前後に「終戦記念ドラマ」が
放映されたり、戦争関連のイベントが行なわれる。


特に今年はそれ以前に韓国青年監督が製作した映画「ヤスクニ」
の上映問題があったので、普段よりも多くの興味を引いた筈。

「戦争を知らない」と言われる私達はもう一度「戦争責任」だけ
でなく「戦争」そのものを考える必要が有るのではないだろうか?

「戦争」は国家間の武力による争いである。
ではどうして戦争は起こるのか?

丁度オリンピックと言う行事があったので、これを例に挙げて
戦争を起こす「人間の本質」を見てみよう。

このオリンピック、金メダルを目指す選手を応援した筈である。
私達日本人は当然の如く日本選手を応援した。
昔風に言えば「愛国心」であり、それが人間の本質である。

では、仮に貴方が選手の身内であり応援していたとしよう。
オリンピックの前は日本の代表選手決定戦である。
同じ日本人の中で貴方は身内の選手を応援する筈である。
同じく県大会、市の大会、その前は学校や職場の大会。
全て身内を応援する。

ではその身内が貴方に危害を加えようとすれば、貴方はその人を
応援できますか?


逆に考えて見ましょう。
貴方に関係ない小学校対抗試合、自分の近くの小学校を
応援しませんか?
中学は?高校は?そして県大会、貴方が住んでいる県を応援?
甲子園の高校野球、私の場合高知県代表、そして四国代表
そして国際試合は日本代表と応援は拡大していきます。

これが私達人間の本質です、これを「利己主義」と言いますが
「利己主義」または「エゴ」と言われる物は「個人主義」と
言う言葉で現される「うわべの綺麗事」「たてまえ」で
「ほんね」は軽蔑されます。

利己主義の人間が個人主義のフリが出来るのは、そのフリが
さして自分にとって不利益にならない時だけです。


「利己主義」
、自分から家族、親戚、近所、地区、市町村から
県、国そして地球全体へエゴは拡大していきます。

宇宙から侵略者が現れたら地球は一つにまとまる事は間違いなし(笑)

この人間が本来持っている本質を利用した言葉が
「団結する為には敵を作れ」です。


そしてこの言葉を実践したのが、古くはキリスト教です。
キリストは敵ではないと反論されそうですが、キリストにそむく
事をすれば彼は瞬く間に貴方にとって大きな敵になります。
そう教えてキリスト教は信者を集め、自分達に都合のいい
社会を作りました。

そしてヒトラー、ドイツ人はユダヤ人を敵にしてドイツ帝国を
強大なものにしました。

ブッシュのアメリカはビン.ラディンやイスラム世界を敵にして
団結しましたが、ようやく気付き始め(何の事は無い、自分達に
特にならない事に気付き始めただけだが)た(笑)
何せ石油の利権はブッシュ一族だけのものになってしまったから。

さて人間の本質利己主義を唯一個人主義に変えてしまうものが
存在する。
それが「愛」なのだが、これは最後に述べる。

人間の本質が利己主義であるから、そんな人間が集まれば、
争いは当然の如く起こる。


「六法全書」に書かれている法律を考えてみれば解る。
全て人間の本質を罰する為の厳しい方法が書かれている。

警察や裁判所は人間を正しい道に導く為に有るのではなく
当然の如く起こりうる「利己主義」な人間を罰する為に有る。

人間は罪を犯す生き物。

この事を、「個人主義」を装う人間がウヤムヤにしている為
問題が複雑になっているだけの事である。

私達が自覚しなければならないのは、”利己主義な人間の事だから
犯罪や戦争は当然の如く起こりうる
”と言う事であり、
それを踏まえて”どうすればそれを防げるか”を考える事である。

そうは言っても、それが出来ないのが人間の本質(笑)

ようやく日本では犯罪は減らないが、戦争は回避してきたが
今回の自衛隊派遣をきっかけに、その内否応無しに戦争に突入
していくのは間違いない。

国民全体が、[自衛隊が殺されても平気、応戦できる武器も持たない
後方支援だけをしている人間を殺す訳もないし、
殺されても私達には関係ない]と思って、その内東京や大阪の
ビルがテロにあっても無関心で、知人や身内が殺されて、
ようやく相手を殺す気になっても、戦争反対と言い続けることが
出来るようなら別だが。

現実私達はアメリカと手を組み人殺しをしているのは間違いない。

自衛隊を派遣している以上私達も戦争に参加しているのであり
「戦争責任」は日本国民全員にあるのである。

自衛隊の存在は必要であるが、兵力を国外に出す事は
戦争参加に十分匹敵する行為である。

家族を殺されている民族にとっては、協力し合うアメリカと
日本は同じ敵国であり、自衛隊も一般国民も同じ日本人であり
敵とみなされるのは当然の事なのだが、
どうやら一般国民は、戦争は軍隊がやるもので一般人を
攻撃するのは卑怯だと思っているらしい(笑)

過去いかなる戦争において一般国民が戦争の犠牲にならなかった
戦争は何処にも無い。

戦争は国民と国民の殺し合いであって、軍隊同士のゲームではない。

これが解れば「戦争責任」で騒がれている問題はおのずと答えが
出てくる。


続きは次回。

PS
今日の報道でアフガンでボランティア団体で働いていた青年が
殺害されました。
このNGO団体の管理部長の発言に「私達のしている事を理解して
おれば、この様な事はしない筈」とある。
果たして、そうだろうか?
アフガンにとってアメリカ同様日本も同じ敵国である。
彼らにとっては今まさに戦争の真っ最中、敵国人を殺害するのに
何の抵抗があろうか?

安全だと信じて(錯覚して)自分達は殺されることは無いと
危険な場所へ居座る日本人。

殺害された青年には気の毒だが、その危機管理の違いが
次の戦争を生むきっかけになると思うのだが...

青年のご冥福をお祈りいたします。



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posted by T−Rex at 22:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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